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年末年始が終わりました。仕事のスピードは低速になりながらも、ちみちみと文章をチェックしたり書いたりして過ごしました。

9月~12月でこのブログは3本しか記事を更新できず。ブログ書けないくらい商売繁盛というのはフリーランスとしては幸せなことかもしれません。

簡単なことに時間をかけすぎ、という言い方もできてしまうかもしれないけど…年末まで、時間も心も本当に余裕がなかったと思います。

こうしたわたしの生活における余裕のあるなしが計測できるのが、バイオリン。再開してまる2年がたちました。(一緒に始めたたちゅごんも、年末に楽器をサイズアップしました。)

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レッスンは土曜の18時からたちゅごん、18時半から私。30分はあっという間なのでもう少し長くしたいと最近考えるようになったのだけれどそれはおいておいて、今日はなぜレッスンがわたしの生活の余裕のあるなしを測る参考になるのかを。



正直なところわたし、レッスンに行く前の1時間ほどしか練習していない。それでも練習できたらいい方で、平日の仕事家事育児で疲れ切っていたり、土曜まで仕事を持ちこしてしまったりで、レッスンを練習時間みたいに使ってしまうこともこの3か月ほどは多かったのです。

しかも、それだけ休憩時間をとって臨んだレッスンでも、集中力が途切れてしまって何度も同じ場所を間違える。少し順調に弾けるようになったと思って帰宅するも、その翌日の日曜はやっぱり疲れていて復習する気になれない。平日も仕事の納期があるからと楽器を触らず…そしてまた土曜に同じようなところを間違える。

間違えないように意識を保つことができない。自宅で練習する気力がない。そんな自覚があったのです。



楽器だけでなく、たちゅごんと言葉を交わす時間も減り、気が付けば本を読んであげたり映画に行くことはおろか、自宅で一緒にテレビを見る余裕すらなく。

そして、たちゅごんのリクエストにこたえるどころか反対に、わたしの用事にはいくつかついてきてもらうことも。

でも…こちらの都合に合わせてもらっているとはいえ、わたしとはなれて歩く先に車は来ていないか?トイレに行きたくなるタイミングで電車に乗ることにならないか?食事をする時間は確保できているか?気を配ることはたくさんあり、やっぱりかなり疲れるのでした。



12月は原稿の納品本数を調整してもらいました。収入は減るけれど、少し自由時間を増やさないとと考えたのです。いろいろと理由はあるけれど、レッスンの際の楽器の弾けなさも、この決断に踏み切るための一つ大きな後押しをしてくれたように今は思っています。

結果、年始一回目のレッスンでは、6月の発表会は何とか乗り切れる以上のレベルで頑張れそう…という希望の光が見えた気がしました。

こうして楽器の練習がバロメータになるのは、実はわたしにとって楽器の演奏が「優先度の低いこと」だから。

たちゅごんとの時間や部屋をきれいに整えること、多少の手作りとバリエーションのある食事を準備すること、少しの本を読むこと…仕事以外にそれらができて初めて、わたしは楽器に手を伸ばすことができる。

レッスン前に1時間は練習していけるくらい。たまには週に2回自宅で練習できるくらい。そのくらいの時間と心と体力の余裕を確保しておくことで、いろんなことが快適に回るようになる。もちろん楽器の技術がすごく向上するわけではないけれど…今はこの程度で進めていきたいなと思うのです。



トップの写真は、年末実家を訪問した際の近所の風景。やっぱり、草と土の匂いのする、空のたくさん見える茨城は好きだな、と思います。

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では、本年もよろしくお願いいたします~
(年賀状は今週末に出します~~)