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春は発表会の季節…なのかもしれない。昔通ってた先生のところは夏だったけど(笑)

何年のブランク?を乗り越えて、2016年の冬から通っている島村楽器。通算2回目の発表会に出ました。

■弦の張り替えと最近の弾ける度

発表会の月ということで、先生の提案で弦も新しいものに替えました。年間平均で週一くらいしか弾いていないので、正直、そんな消耗してる?替えたら音変わる?なんて思っていたが、変わった!!

張り替えって自分でしたことなかったのですが、外して、その前の状態を再現する…みたいな感じでなんとか?乗り切りました。コマは先生にちょっと直してもらいました。

楽器のブランクは、正確に表現しづらい。実際のところ、高校以降は定期的には先生にお世話になっていなかったので、かなりの年数ちゃんと習ってはいなかった。でも、運指の練習を地味に続けているおかげか、今までで一番弾けている気がします。

ただ、体力が落ちているのか、普段の家事仕事疲れなのか、右手、というか全身かな…が疲れて、長く弾けない。

わたしが受講している島村楽器のレッスン自体は30分なので、あっという間に終わるのだけど。家で弾いていると疲れてしまう。レッスンは練習してから行きたいので、練習のためにレッスン前日の金曜は早く寝よう、と考えてしまうほど。。。

■たちゅごんもうすぐ6歳、2回目の発表会

同じくたちゅごんも昨年に続き、2回目の出演。去年より緊張している様子なのが、なんだか可愛かったです。

しかし、本番強いのは去年と変わらぬようで、練習の時よりも良い音程で弾けていたように思います。

今年は「かっこう」。YouTubeでいくつか音源(と言っても、歌が入っているやつ)を聴かせて、曲のイメージをつかんでもらおう…としたんだけど、役に立ったかな?!

他の出演者の演奏を聴いて、今度はこの曲を弾きたい。と話していたそう。出演料1万円かかるけど、参加してよかった、と思いました。なかなか、他の人の演奏を聴く機会ってないもんね。

それを考えると、わたし自身は小学校高学年から地域のサークルに参加していて(しかも音大に進むような子もいたし、先生もそういう先生だったのでみんなめちゃうまかった…わたしは多分ではなくメンバーの中で一番へたっぴです。練習してないし)、その間ずっと、他人の演奏を目にする・耳にする、他人と一緒に演奏する…といった体験をしてきたわけで。なかなか得難い機会を母親に与えてもらったなと、いまさらながら強く感じました。

そして、これからもたちゅごんの、楽器演奏に関係する機会を確保して行こうと改めて思ったのでした。


■本番大変だったこと

島村楽器の発表会は、会場で演奏できるのは当日だけ、リハーサルは約半月前、大きめの防音室で数名一緒に行います。

本番当日は数分間の音だし時間があり、そこからステージへ。ステージへの誘導は係の方にお願いできるのだけど、会場に戻るのは(もちろん)生徒だけ。親のところまで送ってくれるわけではない。

たちゅごんの場合は、もうすぐ6歳なのでダメということはないのだけど、先に説明(1人で戻っておいで)しなかった。トップバッターだったため、わたしたちの座席がどこかもわかってないかもしれない(出演中は目が合わなかった)。演奏終了後、お迎えに行かないと!とあわててホール外へお迎えに。

その後は、他の生徒さんの演奏を聴き、飽きたーと言うことはないものの、話したいタイミングで話しかけてくるので、今はだめだよ、と説明。のど乾いた、あっちに座りたい、など…先にいろいろ説明すべきだったか。気が張って疲れました。

あっという間に、最後出演するわたしも準備の時間に。しかしここでどーしてものどが渇き、持ってきたペットボトルの水はたちゅごんが飲みきってしまったので、水分補給に会場をはなれ…結局音出しできないまま本番(笑)

朝にたくさん弾いていったので、ごまかしごまかし、なんとか弾ききる。これは全員同じ条件なのだけど、ステージでどれくらい自分の音が聴こえるのかわからない状態でのぞんだので、ちょっとびびりびびりな感じになってしまいました。

■楽器を弾いてるかどうかが、バランスのとれた生活の指標

毎月2人で2万強のレッスン代は出費としては大きいけれど、たちゅごんが楽器に触れる機会、演奏を聴く機会が手に入るのならやっぱり支払ってでも続けていきたいなと考えています。

そして何よりも私にとっては、バイオリンのための時間は仕事ができないという制約が、自分の生活にメリハリをつけてくれていると感じています。

行く前に練習する時間、たちゅごんとでかけるために準備する時間、移動する時間、レッスン受ける時間。それらは確保しなきゃいけないものとして生活に組み込まれるようになる。そしてそれが出来ているうちはバランスのとれた生活ができているということ。そういう指標になっている。

レッスンも2年目で、自分の弾けない感を先生にもどう伝えれば一番いいアドバイスを引き出せるのか、みたいなところもつかめてきた感じがしてとても楽しい。

できれば、たちゅごんと一緒に。弾く時間は短いかもしれないけれど続けていようと思うのでした。