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先月の祝日3月21日、ホテルニューオータニで開催された『中国留学経験者同窓会設立記念レセプション』に参加してきました。

わたしは早稲田大学の第一文学部 中国語・中国文学専修というところを2010年に卒業していて、在学中に大学の留学プログラムで北京大学に一年留学していたので、今回こちらのイベントにお誘いいただいた形です。

最初は「同窓会やります」「中国教育部の部長もいらっしゃるパーティ形式です!」と聞いていたので、もっと留学メンバー主体のくだけた雰囲気の会合をイメージしていました。しかし…開催まぢかになって送られてきたプログラムを見たら、なんと文部科学大臣の林大臣、大使館の程永華大使も来賓にお名前あって、発起人は衆議院の先生で…なんだか思っていたよりもものものしい(笑)イベントでした。
※中国教育部は日本でいう文部科学省です。

早稲田大学の留学経験者メンバーは大手企業勤務が多く、中には学者さんもいるのだけど、自分は職歴は細切れ、2年はほとんど子育てしかしていないという経歴なので、仲間に入っていいかなあと多少気後れしてしていました。まあ、行きたいから、行ったんですけども。

『中国留学経験者同窓会』設立の趣旨は、中国のリアルを見てきた留学経験者が日本と中国の友好関係を促進していきましょうというものです。実物の陳宝生教育部長、程大使から激励の言葉をいただいて感激でした。



「中国スゴイ論」とか「それでも中国の貧富の格差はいけてない」とかいろんな意見を聞きます。自分の知っている中国は自分というフィルタを通したものでしかないということはいつもこころにとどめておきたいと考えています。

一方で、自分で見て感じて考えて仮定なり結論なりを持つこと、それを他人に伝えていくことも必要だと、この1~2年思うようになりました。

幸いにして自分は留学からちょうど10年たった今も中国にはまだたくさんの友人がいて、おまけにアプリのWeChatのおかげで本当に簡単に毎日毎日、現地居住者と会話ができる状態です。

語学もそこそこのレベルを保った状態で(聞き取りと発話は少し離れると戻すのに時間かかりますが)最近は中国のSNSまわりの情報収集をしているので、その中で見える範囲の「中国の雰囲気」もアップデートし続けられています。



そんな中で、もっといろんな角度から中国を認識していきたいなと思うので、引き続きいろいろ取り組んでいきます。その一環として、今回こちらの同窓会には今後も参加していきたいと考えています。

そして情報発信だけでなく、教育部長の話にもあったような「日中間の橋」にリアルになることも目指してみます。中国への足掛かりを他人に提供するというようなことにもこれから携わっていきたいです。

ということで最後宣伝です。


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▼4/12(木)14:00~
「中国製造2025」の最新動向と日本企業のビジネスチャンスの可能性

▼4/13(金)10:00~ ユニクロの柳井社長と中国EC大手の京東集団副総裁も講演されます…!
中国の小売・物流市場の現状と課題、日中企業のコラボレーション