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クリスマス前後から体調を崩して、昨日も今日も猛烈な眠気に襲われながらなんとか生きています。

今年も仕事のこと、子育てのこと、夫との関係のこと、いろいろ考えて生きてきました。振り返ってみよう。

■2017年の良かったこと&2018年の目標


まずは今年良かったことと来年の目標です。

★2017年今年の振り返り(良かったこと)ベスト3

第1位 手取りの月給が30万を超える額で雇用契約を結べた
第2位 中国語での調べ物スキル&通訳力がアップした
第3位 WordPressのブログを開設できた

★来年2018年の目標

・月に2回マッサージを受けに行き、家族といるときはなるべく機嫌よく過ごす
・「中国人について&子供への中国語教育について」知っている人になる
・バイオリン上手になる

後半2つの目標を達成するために「聞くはいっときの恥」を座右の銘にして精進したいと思います。


■仕事に賭ける理由は経済的な自立


続いては仕事と家族について。

日本でも中国でも「子育てして、仕事して、家事して、すごいね!」と言われることが多い。

でもだって、どれか一つを諦めたら、きっとわたし満足できない。やるしかないからやっているだけなんだ。少数派のやり方で、目立つのかもしれないけれど(うんそうだ少子化だった。)

それに仕事を諦めて金銭的に窮屈な思いをしたくない。それがわたしがこの三位一体を手放さない大きな理由。

リビングで仕事をする横で子供が話していたり話しかけられたりするのをいやだなって考えて、そんな自分にまた気落ちするとしても、自分を優先してしまう。そんな程度の言い訳しか思いつかないままに。


■女性だからって調整弁になりたくない


2014年に子育て専業を終了し社会復帰した。

その時、それまでほぼ100%の時間を捧げてきた「子育て」と「家事」を投げ出すことが怖くて「仕事」の割合は調整できるよう、時短勤務を選んだ。

その比率に満足できなくなって勤務時間を伸ばした。2016年末にはもっと責任の重い業務に仕事を変えた。今月はさらにわたしのはたらきに期待して報酬を設定してくれるところに所属を移した。

「子育て」と「家事」を主軸において「仕事」を調整するやり方はひとつの選択肢だ。それを選ぶ女性も多い。

でもその調整を許されているのはほぼ女性だけなんだろうなというのを、これまで職場や子育ての中で知り合った人からの「私(女)が引き受けたほうが楽だから」という言葉から感じた。

そういう人の中にはわたしよりも長い職歴を持っているひとが多かった。逆に言えば、仕事始めて2年半で産休とってサラリーマンを辞めてしまったわたしのように、今になって職場にしがみつく動機はなかったのかもしれない。

それに彼らの配偶者はわたしの夫のはみよりも年齢がぐっと若いので、職場で感じる圧力はたぶん大きいんだろう(決して、はみちゃんは気楽に子育てできていると主張するわけではない。念のため。)

でもわたしのやっていることが「たまたまそれにかけるモチベーションが高い条件だったから・恵まれた環境だからできる主張」だとしても、そのポジションはこれからも手放さないでいたいと思う。

わたしはわたしの望むものを手に入れてます。夫と家事育児を分担しているこれがわたしの理想です。

そうやっていつでも主張していたい。もしかしたら「女だからこうしよう」って不本意に思っている人が少しでも楽になるのかもしれない。そう思える出来事があったから、余計にそう思う。

■家事について、時間について


「家事」は比較的外注しやすいセクションだと思う。それでも料理のように「子育て」と切り離せない部分もあるし、食事の準備は最後まで手放しにはしたくない家事だと思う。

ルンバは一刻も早く導入したいし野菜も定期的に届くようにしたいと改善点はまだあるけれど、どうしたって時間は有限だ。効率化のツールを使って生み出された時間も有限な時間の一部でしかない。それを際限なく仕事に投資するかどうかはよく考えた方がいい気もする。

つまるところ、自分の時間を何に一番使いたいのかについて相変わらず真剣に考え続けた1年だった。5歳児の生み出す雑音を跳ね除けながら。跳ね除けることで悲しげな表情をされることの罪悪感と手に入るなにがしかを天秤にかけながら。

社会人になった2010年から7回目の年末、今年はこれまでのどの年よりもそのことを意識して生きたなと思う。

年々時の流れが速くなる実感もあるのに、この1週間思うように時間を使えずもどかしかった。効率だけを求めてもうまくいかない時があるのかもしれない。そんな風に思える心の余裕を、どうにかして残しておきたい。