これまで三曲、歌が登場しました。

今回のが一番、テンポも速く、けん舌音(zh、日本語にない音。)、3つ音の並ぶ複母音(ウアン、ウエン、イアオ、こちらも日本語では存在してない。)が出てくるので、これ歌えるのかな〜と思いつつ、聴いていました。

そのうちわたしも覚えたのと、たちゅごん、うたいたーいというので、普段の生活でも歌うようにしました。

果物の名前、日用品の名前が出てきたので、これも生活でもちょいちょい、これなんだっけ、と聞くようにしました。

すると!  これが奏功したのか、運営側から、最近のたちゅごんの学習速度、すごくあがってる!と連絡がありました。そういうものなのか〜

・最近できること
・いくつ?と聞かれて、いー、あー、さん、すー、うぉ、とこたえる(りゃん、という数え方はまだ覚えられないらしい)
・誰に言われずとも、ゾウ(あるく)〜と言いながらあるく
・さようならの場面でザイジェン(再見)と言う
・第三声も上手にまねできるようになってきた


◼︎楽しくない時も続けることが成長への第一歩

本人が、楽しい、と思うのが一番だけど、いつも昨日のようにノリノリとはいかないのも事実。

やる気のない授業も、授業料勿体無いと思いつつも、画面に向き合う、(たとえ授業に参加せずとも)先生と約束してることを認識する、くらいでいいのかなとも思います。
…実際は、お金かかってるのに!と思わずにはいられないですが。。。

ともかく、授業料は「勉強する」という習慣づけのため、ととらえて、成果は二の次で授業を続けています。それがよかったのかな、とも。余談ですがバイオリンもそういう感じで続けています。

一方で、男性の先生(Lee)はほんとうに5歳児のノリをよく理解している人で、約30分のレッスンの間、たちゅごんの意識を彼に向けさせることに成功しています。教える技術って、こういうものも含むんだなといつも感心しきりです。

昨日もたちゅごんは、やだな〜中国語やりたくないな〜と言っているので、それじゃあリーに直接、今日やだって言っていいよ、と言って始めました。

実際に授業が始まり、話し始めるといやだと思ってたことは忘れたようで、授業後は、もう終わり〜?はやっ。とぼやいていました。

授業中も、たちゅごんは自分の持っているものを先生に見せたがることが多く、リーが好きで交流したいという気持ちがよく感じられます。これも成長に影響してそうです。


◼︎わたしは、別世界の存在を教えたい

先生はシステムにアクセスして授業をしていますが、昨日は自宅からだったようです。最後、三毛ネコを出してきました。

日本語で何やらギャハギャハ言っているたちゅごんに、「ネコの名前は何?(小猫叫什么名字)」を教えてあげると、たちゅごんが質問し「小花」と返事が返ってきました。

昨日は他にも、「ゴミ箱!」と伝えたいシーンがあり、日本語で話し続けているたちゅごんにわたしが「ラージートン」を教えてあげました。たちゅごんが先生の持つ楽器を「ラージートン!」と言うと、違うよ楽器だよ〜と笑って訂正していました。

日本語の音が通用しない世界がある、そのなかのルールを運用すると通じ合える人がいる。

その世界の広がり、楽しさをたちゅごんにも与えられているかな、と感じるレッスンでした。