週末、文鳥の夢を見たのです。

少し大きめの金属製の鳥かごに、2、3羽はいっていて、下にはおが屑がしきつめられていて、そのおがくずの下にも何羽かまだ羽が大人ではない子たちがいて、かわいくてかわいくて、抱きしめたくて手で包むのだけど、エサのケースを取り出すためのあけ口から出そうとすると、その扉部分の部品で彼らを挟みそうでこわくて表に出せない…(鳥を飼ったことのある方ならわかると思うのだけど、開け閉めする部分に「留め」がないのです、うっかりすると、ばんっと落ちてきて鳥に直撃してしまいそうな、そんな感じ。)

…みたいな、嬉しさといとしさと恐れが入り混じる、でもどちらかというと幸福がまさる感情だった。どちらかというと穏やかな。

なんとなくその夢を伝えたい人がいたので、起き抜け伝えたら、よかったじゃん、文鳥、好きなんでしょと言われて、傷つけたくないという恐怖心が伝わってないなと失望にも似たくいちがいの感触を抱きながら、でもそんなに嫌な気持ちにならなかったのを覚えている。会話は途中に、そのまま二度寝をしたからかもしれない。

久しぶりに記憶にとどまった夢だったので、数日たった今も心に残っていたのだけど、そしたらなんと今日、文鳥のお箸が届いていた(大阪に住む妹からの誕生日プレゼントだった)、はし置きとセットで。

そのうち行くよというメッセージだったのか、そんなことを考えるのは非科学的にすぎるのか、でも記憶にとどまる夢なんて年に2度も見ないだろうから、何かいいことありそうだ。