アラサーの宿命なのか、子持ちの宿命なのか、この数年かかったことのない傷病を毎年経験している。
粃糠疹、溶連菌、脱臼ときて今年は今週、副鼻腔炎(ふくびくうえん)と診断された。

始まりは先週の風邪。だるさが続いていたが、
月曜になると身体は動くものの鼻水が出るようになった。

これで風邪も終焉かと期待していたが、3日たっても4日たっても鼻水がおさまらない。

夜は鼻づまりで眠れず、職場ではティッシュが手放せず、鼻をかんだ後は耳がおかしくなり、食事は取りづらく味わいは減り、酸欠なのか頭がぼーっとし…
いろんなセンサーの感度が5割減の日常は、感じる喜びも半分になってしまい、感覚器のすばらしさを思い知らされる。
唯一、職場で同僚のきつい香水の匂いを感知できなくなったことは、救いではあった。


話がずれましたが。
以前子どもの風邪から学んだ、3日たっても熱が下がらないなど症状が改善しないとただの風邪ではなくウイルスや感染症の可能性があるので医療機関を受診すべし、というルールに基づき、
4日目の昨日、耳鼻科を受診した。

実は直前に鼻水の量が減ったような気がしていたので、もう行かなくてもいいかな〜と思っていたのだが、
診察結果や処方された薬の効果、夜になると結局元どおりの状況からも、診療を受けるべきであったのは明白だった。
自己判断は役に立たない…ということを改めて肝に命じた。


副鼻腔炎は風邪のウイルスが副鼻腔に入ることで発生するらしく、レントゲンでその規模を確認してから、抗生剤を処方される。
この場合、鼻水は黄色っぽいねばついたやつだそう。さらさらした鼻水なら違う診断の可能性がある。
顔面のレントゲンなんて初めて撮ってもらったから、写真に収めておけばよかった。

なんにせよ、病院に行くか行かないかの境目を見極めるのは難しい。
今回は職場同僚や友人にどうしようか迷ってる…と話したところ、とりあえずいっておけ!と言われて足を運ぶことができた。

普段いろいろと自分の意思と判断で決定しがちな自分ですが、
体調不良はとくに、そして他のいろんなことにおいても、他人の意見には耳を傾けたいものです。