10歳のとき、習いたいと親にお願いして、始めたバイオリン。

弾くと楽しいし、うまく弾けるともっと楽しいし、それで誰かと音を重ねることができたらもう最高!な感じなので、
弾き続けたいなぁと思っていた。

…が、どうにもこうにも、続かない。

大学までの通学時間が長いし。
社会人になってからは、仕事が疲れるし。
そして出産して、育児。
それに加えて、同居人がうるさがるのだから…。

なにかと言い訳をみつけてしまって、定期的なサークル活動への参加を辞めてしまった高校卒業以降、ほとんど楽器はさわっていませんでした。

練習していないと、うまく弾けないし、うまく弾けないと、誰かと一緒に弾くこともできないし、誰かと一緒に弾くという動機付けもないと、ますます弾かなくなって…という、悪循環。


それが、島村楽器のミュージックスクールに入会したことで、このわたしが!三週連続!楽器にさわれているんです。

週一とはいえ、実家を出て以来、コンスタントに楽器をさわることができなくなっていたので、この変化は予想外というか、期待していなかったものでした。

そして、たった三週といっても、30分〜一時間、練習を続けることで、指の運び方を身体が思い出しているのを感じられ、嬉しいと同時に驚きです。


なかなか楽器を弾けなかった一番の理由は、快適な、誰にも気兼ねせず音を出せる練習場所の確保ができなかったから、でした。

結婚後、住まいが夫の持ち家なので、弾いたってよかろう、の認識でいたのだけれども、東京のマンションというのはどうやらそうではないらしい。
夫が呆然とした表情で、バイオリンがそんなに大きな音とは知らなかった、弾かないでくれ…と頼んできたのは何年前だったか。

じゃあカラオケででも弾けばいいかなぁなどと考えていたが、結局楽器を持っていくことはついぞなかった。


転じて、島村楽器の練習ルーム。
ピアノがある。譜面台がある。部屋によってはメトロノームも姿見もある。
行ったら練習しているうちに1時間があっという間に過ぎていく。
設備は快適だし、自宅のように、音が周りの迷惑かも…と気にする必要もない。

加えて、ほぼ毎週のレッスンは、振替がきかない。
先生に会う30分が意味のある時間になるよう、ともかく練習部屋を予約してしまって、それに合わせて1日のスケジュールを組むようになりました。

※練習ルームは、入会していない一般の方も使える、予約制のスペースです。
グランドピアノのあるなしと、部屋サイズで料金設定されています。


まだ三週だけど、うまいこと自分の趣味の時間が確保できそうに感じています。
一度やめてしまった趣味の楽器をも一度始めたい方、こんな形のお試しを、ぜひ。