ハイヒールが好きで、よく履く。

と言うと、
  えー?イメージと違う
とか、
  昔きらってたよね?!
と、返されることが多い。


まったくその通りで、

昔はすごく嫌いで、一二足しか持ってなかったしめったに履かなかったし、就活だって男性の革靴を小さくしたみたいなやつでのりきった。

ハイヒールを履いた日には足が痛くなって必ず後悔していたし、筋力がないからか均等に体重をかけられず、最後は左側のヒールが変形して歩きづらくなって捨てるしかなかった。

そんな過去でした。

■わたしがハイヒールを選ぶ4つの理由

いまはというと、手持ちの靴にはウェッジソールとぺたんこそれぞれ一足ずつはあるのだけど、週5で通う勤務先へ履いていく靴はすべてピンヒール。

なんでこんなにハイヒール好きになったかな?としばらく考えていたのだけど、
今朝バスを一本逃したところで、結論が出た。

走りたくない。

走ること自体を、忌み嫌っているわけではない。余裕のない生活が嫌だ。

そのほか、わたしがヒールのついた靴を履きたいと思う動機はなんだろうと頭の中を覗き込んで見た。だいたい、以下の四つみたい。

①ハイヒールで歩ける、生活の時間配分に余裕のある生活がしたい。寝不足でむくんだ脚ではヒールのついた靴は履けない。

②ハイヒールは脚はもちろんお腹にも力を入れないと立ったり歩いたりできない。美しい姿勢で生活したい。

③単純にスタイルをよく見せたい(ハイヒールを履くとそれだけ脚が長くなる)

④足が薄べったいので、細身で傾斜のある靴(つまりヒールのついた靴)の方が足の収まりがいい。ぺったんこのパンプスだと足がすっぽん!と抜けてしまうことがある。


■美人になりたい

子供を産むでから、自分は美人になりたい、と認められるようになった気がする。わたしなんて…という気持ちはないわけではないけど、それは不要な遠慮だとメタ認知できるほどには大人になった。美人になれるツールとして、すっかりヒールにはまっている。

そして、会社遅刻しそうで髪ボサボサノーメイク、走れるようにヒールのない靴を履かざるを得ない生活は、美人の対極だと思う。

ハイヒールを履くという習慣を生活に取り込んだことで、余裕のあるタイムスケジュールを自然と設計するようになった気がします。

相関関係は不明だけど、体重はあまり変わらないのに、やせたと言われたり、太ってない人と思われることが多くなった気がします。

下ろしたての靴は、短距離短時間で馴染ませる手間がかかるけど、生活美人、姿勢美人になれるので、美人になりたい方におすすめです。(といっても、体重の関係?でマックスは9センチ…)