錦糸町で、映画を観た。
ベイマックス。
マシュマロみたいなロボのアニメ。

ラストで、ぶわーと、涙が出て、驚いた。
29年と7ヶ月、生きていて、初めての経験。

映画は父も好きで、よく連れて行ってもらってたけど(特にSF、どっかんどっかん闘う系の洋画。自分はドキュメンタリーが好き)、泣けそうなシーンでも泣いたことがなく、泣いてみよう!と思って泣けたのは一度だけ(確か、グリーンマイル)。

今までの体験したこととか、考えたこととかが、反映されるのかしら。
それともただただ、時間とともに涙腺はゆるむものなのかしら?
うううーーん、不思議。

自分が、映画観て泣く日が来るなんて!
なんだか、すなおになったかなあ〜大人になったなあ〜、なんて、感じてしまったけど、映画を観て泣かないのは、素直じゃない反応なのかしら。
泣くことに対するハードルがあったのかすらわからないから、なんとも評価しがたい変化だなあ。

鑑賞中のたちゅごんのお話。
開始一時間、主人公が怒りに燃えるシーンで、たちゅごんがギブアップ。
前回のアナ雪では旦那がたちゅごん連れてシアター出て行ってくれたので、
ベイマックスは旦那も好きそうだし、今回は旦那に全部観て欲しい!と思っていた。
なので、雰囲気が怖かったようで、ウワアーンおうちかえるー!というたちゅごんを、すかさず抱きしめて退場する。
ニットワンピの左肩に、涙と鼻水とチュロスの砂糖がべしょり。。。

抱っこして歩いて、わたしがおしっこしたくてトイレに行ったくらいでやっと落ち着いたらしく、手に持っていたチュロスを食べ始めるたちゅごん。

トイレから出ると、パパー?パパー?おいでー?と探している。
ううーん、劇場に戻ったら、パパ外行こう、とか言いそうだなあ…と、しばらく廊下をぐるぐるしていたが、もしかしてシーンが変わってたらまた観られるかな?と一縷の望みにかけてみる。

結果、撃沈。
わたしの計画は完遂できず。
おかげで、ラスト、見られたのだけど。

戻って数分鑑賞して、また、ウワアーンおうちかえるー!、というたちゅごん。
もう一回抱っこして出るかー、と思うも、旦那が、いいよいいよ、と、たちゅごんをかかえて出て行く。
たちゅごんも、パパに抱っこされて満足げ。
じゃあ、まあ、いいか、わたしが出ても、また旦那を探すだろーし、と、あっさり引き下がるわたし。

ちなみに、二人はラスト数分のところで戻ってきた。
(ぼろぼろ泣いているところは見られなかったようだ)


最近お風呂も寝かしつけも旦那、休日遊びに行くことの多いわたしなので、たちゅごんはすっかりパパっ子。
嫌なことがあるとすぐに、パパー!だっこー!という。
正直、らくちんである。

らくちんなのだけど。
自分が対応します、って態度に対して、たちゅごんから満げな視線を返されると、あっそうわたしじゃなくていいのね〜、そりゃ 楽だ!ラッキー!なのだけど。
同時に、そうか〜わたしじゃ安心できないか〜?と、たちゅごん旦那双方に対して、申し訳ないような気持ちが心の中に生まれるのだ。
(まあだからって、たちゅごんをこっちに向けるために何かしようと考えるほどではないのだが、今のところ)
授乳期の旦那はこんな気持ちだったのかしら、と思うのだった。。。


映画のあと、お昼は、シネコンの入っているショッピングセンターのフードコート。
激混みなのは知りつつも、お腹が減ってしまったので、レストランはどこも順番待ちだし、仕方なくピークの1時に突入。
旦那に注文を任せ、ハイエナのように、食べ終わりそうなテーブルの脇に立つ……
そして、ラッキーにも獲得できた二人がけのスペースににぎゅうぎゅうにお盆を並べ、三人で食べる。

自宅でさえ落ち着かないことの多い三人での食事。いわんや激混みのフードコートをや。。。

食品を持ってきた旦那が子ども用のカトラリーを持って来ず、なんとなくイラッ。
たちゅごんの子ども用椅子を用意してなかったので、食べ始めてからあわてて取りに行き、座り直すよう促すと、怒るたちゅごん。さらにイラッ。
お箸で食べたい、というたちゅごんに、大人用の箸を渡そうとする旦那に、ムカッ。

周りが気になって、後ろを見てしまい、注意してもなかなか前を向かないたちゅごんに、もう苛立だかムカつきだかわからない状態になるわたし。

食べないなら片付けるよ!?んーん、食べるー!という、このところ毎食繰り広げられる応酬をここでも披露。
ここのフードコートは昼時すぐに席が確保できなくて大変なのは分かっていたのに、なんで来ちゃったんだろう、と、ちょっと暗い気持ちになってしまう。


それでもなんとかぶじ、食事を終えて、子ども服のお店に行き、たちゅごんの長靴を購入して、本日の目的は達成!

ついでに?またまたセール中のお店を覗いて服を買ってしまうわたし。
専業主婦時代より、仕事をしている方が着られる服が多いしたくさんあったほうが気持ちが楽なので、ついついつい、手が伸びてしまう。


その後は、ベイマックスのグッズがほしい!ということで、ディズニーストア目指して、スカイツリーのソラマチを目指して歩く。

予想通り、道半ばでお昼寝を始めたたちゅごん。
旦那と二人で、コーヒータイム〜


ムース、注文したら、スポンジついてきた…
ま、いいか。

たちゅごんも起きて、おやつタイムして、ソラマチをうろうろ。


結局、ベイマックスグッズは見つからず、スカイツリーのぼるには疲れたので、そのまま帰宅したのでした。

今週も楽しんだー!
明日は会社だ。何着てこ。