ginza_yuugure


気が付いたら、フリーランスになってまる1年が経過していました。確定申告の作業に追われて、それどころではなかった…

おかげさまで中国関連、ウェブメディアの記事執筆や校正関連で仕事をいろいろいただいて、経験を積むことができた1年だったと思います。

最近書いてスマートニュースにも掲載いただけた記事はこちら。(訪日ラボ)
中国人が日本よりタイを旅行先にする5つの理由:日本がタイに学ぶべき「わかりやすい安心感」と「文化体験」


仕事をする時間帯に制限はないし、場所を指定されることもほとんどないし、会社員時代よりも額面でお金を稼げている。けれど、フォローしてくれる上司がいるわけでもないので、どのタイミングで気を抜いていいのかなあ~とちょっと悩みます。

土日も平日やりきれなかった仕事が出てくるとそれを取り戻すのに使ってしまったり。体調崩したのもあるので、来年度は少し仕事量や負荷を減らすよう試みています。

こうしてブログを書いて考えを整理する時間だったり、本を読む時間の確保だったりが、この一年難しかったとも思っています。そういう時間があればこそ、人生は楽しくなると思っているので、無理なくそれらを楽しめるようにスケジュールを組みたい。

そして実は(と言っても内緒にしているわけではないんだけど)ずうっと、小説を書いてみたいなあと…思いながら何もできていない。今年こそ、となぜか今強く思っている。書けたらnoteに公開してみよう。


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たちゅごんがついに小学生になります。保育園の登園は今月いっぱい。入学式までの一週間を利用して、北京に初めて連れて行くことにしました。

夫のはみさんが4月から職場を変わるので、家族としては自宅にいて話など聞くべきかな~とも思うのだけど、小学校始まるとまた海外に連れていけるタイミングが限られてしまいそうなので、北京訪問を優先させることにしたのです。

北京には、たちゅごんが2年前からオンラインで中国語を教わっている先生がいます。彼とたちゅごんをリアルで対面させたい、というのが一番の理由。あとは、「自分にとっての外国語」しか話さない世界がこの世にはあるのだということを体感してほしいなと思っている。

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▲最近は発音を忘れないようにひらがなでメモをとるようになったたちゅごん。自分で考えて工夫していて、感激した。


(オンラインレッスンに興味のある方へ)
たちゅごんが使っているシステムはこちら。
https://www.lingobus.com/

オンラインなので通わないでできます。毎回レッスン時間を予約する仕組み。日本語対応なし、申込みなどは英語か中国語。

対象年齢は12歳まで。

もし利用する場合は私の招待コード「7YB8PZ」で2レッスン追加されます!


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北京に行くのは、自分の都合ももちろんある。北京には留学生活やその後の仕事とプライベートで知り合った友人が何人もいて、彼らに会いたいのだ。平均すると1~2年に1回ほど訪れている。

ただ、卒業後の社会人生活は転職ばかり、その2年後には出産・育児と始まってしまい、金銭的にも時間的にも中国に行く余裕はなかった。

そんなわけで2010年から4年間は北京には行っていなかったのだけど。そして生活したのはたったの1年ぽっち(正確には11カ月)なので、土地勘とかもそこまでないのだけど。それでもやっぱり北京の空港から外に出ると、半分の緊張と、そして半分は自分のふるさとに戻ったみたいな気持ちになる。

正直、自分でもなぜそうなるのかは不思議に思っている。

初めて実家を離れて、同級生や先輩といった家族以外の人を頼りながら生活した場所。その思い出が、時間を経てもなお自分に安心感を与え続けてくれているのかもしれない。もうそこにはいなくなってしまった人も多いのに、自分が頼るべき場所であるような気持ちにさせられる。

相変わらず仕事でもプライベートでも中国人に間違えられ続けている。会社員でないので、ルールを最も大事にするとかコミュニケーションのクッションを重要視するとかいう日本人らしい意識、が薄いことが関係しているのかしら。


ちなみにこちらが、わたしが初めて中国語の勉強をしたときに使っていた教科書です。ぐーぼーとパランカが出てくる。誰かに教えるときも使えるかなと思って、Amazonで最近買いました。




写真は週末訪れた銀座の夕暮れ。両親にたちゅごん卒園のお祝いのランチをごちそうになり、三越でたちゅごんの靴を買ってもらいました。親孝行した気分です。