突然ですが、メルカリにはまっています。

1年弱前、たちゅごんにバイオリンを買ってあげてから、ずう〜っと放置していたメルカリ。

ほしいものは日々勝手に目の前に現れてくるし、自分で中古品・不用品を売るなんて作業が面倒きわまりない!という固定観念でさわっていませんでした。

なんですが、最近、リサイクルショップに持って行っても10円…の服が数百円で売れることに気づいたので、ちょこちょこ利用するようになりました。素人が気づいたことをまとめてみます。


■子供用品の売り上げは息子のおこづかいに

子供用品はすぐにサイズが合わなくなるので、一人っ子の我が家はたくさん不用品が生まれます。使ってくれそうなお友達にただであげてもいいのですが、実際にそれを「ほしかった!」と喜んでもらえるかは微妙…。

だけどメルカリならほしい人に、手数料(販売額の10%)、送料を除いても実質100円か200円手にして譲ることができるので、ちょっと面倒だけどやってみよう、と思ったのが始まり。

まずは行き場を失っていたたちゅごんの比較的きれいな靴を出品。たちゅごんはお気に入りだったアイテムは「ひとにあげたくない!」と言っていたのですが、「これが売れたらたちゅごんのおやつ買ったり絵本買ったりできるよ」と説明すると納得していました。

余分なものが家から片付けられるし、子供にも「自分が手放したからお金が手に入った」っていう体験をさせられて、そこも気に入っています。我が家ではたちゅごんにモデルになってもらい、労働の対価っぽさを高めています。


■出品がめちゃ簡単

出品は情報を入力したりが面倒そう…と思っていたけど、案ずるより産むが易し。

普及しているアプリだけあって、写真をアップロードすると商品カテゴリはアプリがこれでいい?って提案してくれるし、状態を【新品、未使用、傷ほとんどなし、汚れてる】から選択すれば、売れるであろう金額が出てくる!

全部設定したら、おしまい。何人くらいの人が見てくれたかわかると売れる可能性を感じて利用を継続するし、「いいね」がつくと値下げ待ちだというようなメルカリ内の常識もアプリが教えてくれます。

いいねをした商品は、値引きがされるといいねを着たユーザーに通知がいくようになっています(最初、いいね=値下げを待っているということが理解できていませんでした…!)


■交渉に応じて、1〜2割減額すると売れる!

たちゅごんの靴、服だけでなく、いただいたけれど使わない海外土産など、出品した品のいくつかに、すぐに値引きの相談コメントがつきました。

それに応じているうちに、出品した品の大半が売れました。わたしの扱っている子供用品・お土産系は、出品すると設定した価格から1〜2割の値引きが入るのでそれに応じると売れる、という商品のようです。

ちなみに、メルカリアプリが提案してくる価格には幅があるのですが(500〜1000円程)、価格設定は現物の状態を見て行っているので、一律に最低価格としているわけではありません。

もともとがいただきもの、おふるなので発送料が賄えて部屋が片付けば良いなあ、と考えていたので、利益は考えずにこれからも配送料プラスたちゅごんのジュース代くらいで販売していこうと思います。


■発送が難しい(涙

取引相手に、購入ボタンを押していただくまでは順調だったのですが、うまくいかなかったのが発送。ネット通販の業者さんってすごい、プロだったんだ…!と痛感しました。

何が難しいって、購入者に「買ってよかった!」と思ってもらえるようなきれいな梱包と、一番コストを抑えられる送付方法の決定。これまで9点、衣類や生活雑貨を発送したので使った方法を振り返ってみます。

・クリックポスト(164円)
なんと全国一律164円、支払いはウェブ上で完結。印刷した送付状を貼り付けてポスト投函すれば完了です。プリンタが必要だけど、すごく手続きも発送も簡単なサービスです。ただし重さは1キロまで、サイズも制限あり厚さは3センチまでです。

衣類など軽いもの、厚さのないものはこの方法が一番安く送れるのだけど、きれいに小さくするのはなかなか難しい。ネット通販しているアパレルの商品、実は絶対的にきれいに包まれてたんだなと気づかされました。

クリックポストはメルカリを利用して、自分が購入した商品を送ってもらったことで初めてその存在を知りました。メルカリを使わなければ目にしなかったサービスかも。

・レターパックライト(360円)
ちょっと厚みのあるランチョンマットのセットの送付の際、使いました。当時、クリックポストを知ってたらそっち使ってたかな…。

追跡サービスを利用できるのでちゃんと届いたかどうか確かめられ、販売初期の「ちゃんと届いたかな?!」的心配を軽減してくれるたので、そのための差額約200円と思っておく…。

・宅急便(大きさ、重さによる)
らくらくメルカリ便を選択すると、アプリの機能を利用して宅急便の発送ができる。ゆうパックにも似たようなサービスがあって、ゆうゆうメルカリ便というらしい。

アプリで生成したQRコードで、ファミマ、サンクスで伝票作成してもらえる。支払いもアプリ内で完結する。

ただ、ある程度商品の価格が高くないとアプリの機能での発送手続きは不可になっている。

そのことに気づかず二回もファミポートまで行ってしまったのはわたしです。(ちなみにその場合は、アプリ上ではその発送方法を選んだまま、ほかの手段で発送することになる。アプリ上で発送方法を変更できないことにも、最初焦った。)

ネコポス、宅急便コンパクト、宅急便の順に価格が高くなり、前者二つは専用の容器を購入する必要あり。容器は結構小さい。宅急便ボックスは350円以上、宅急便は1000円以上からアプリの機能ではっそうてつづきができます。


ちなみにこれから使う予定なのは

・普通郵便【定形外】
軽いもの(ハンカチ、靴下)であればこれが一番良いのでは?!と気付きました。以前、プラスチックの調理器具を知人に送った際は、立方体に近い形だったけれど軽かったからか205円で送付できました。


話はずれるけど、前職で身分証や契約書の送付を行なっていたので、レターパック2種類、宅急便、書留、また普通郵便の料金体系と送れるものはあらかたあたまに入っていたつもりだったけど、メルカリで販売した様々な物品の送付には太刀打ちできず。物流は奥が深いなぁ…と感じ入りました。(ちょっとスケールアップしすぎ!?)

ちなみに各運送業者の送料を検索できるサイト(送料の虎)も友人から教えてもらいました。ずぼらだから?こういうのきっちり見て価格抑えよう!って面倒に感じちゃうんだよなあ…