後編です。

◎自分の変化

2006年2月に初めての海外旅行として訪れてから、
2007〜08年の留学、2010年春、2015年春と、自分が訪れる海外ではダントツで多い北京。

今回が5回目でした。

2010年、25歳から働いているものの、社会人として日本での生活を重ねて見る北京は、学生時代とはまた違う印象があった。

社会人という属性に加え、友人と交流し続けていること、
少しずつでも語彙が増えていることも関係していると思う。
今回気がついた自分の感覚の変化は、こんな2点。


①中国の広告にださい以外の感想がいだけるようになった

コピーの読み取りがスムーズになったことと、数年越しで中国的デザインをいくつも目にしてきたからだと思う。
色合いや起用されているモデルが中国っぽいなと感じるものの、このサービス使って見たいかも〜というのも、ある。
(一方で、それはあの企業のロゴににすぎでしょ…!というのも普通に車内広告にあり、ちょっとびっくりした。)


②中国の食生活に馴染めるようになった

実は留学していた時は食生活になれず、きつかったのです。
あぶらっぽい食事は1食食べるともう次の食事をしたくないし、かといってお腹は減ったりするし…

理由はわからないけれど、今回は特に困難を感じなかった。
もしかしたら、炒め物以外の選択肢をうまく取り込んでいけるようになったのかも。麺とか。

あぶらっぽい食事でのどが渇くので、水分をたくさんとれるという利点があるのかなーと今回感じた。

変な着色料を使っていそうなソーセージやらお肉やらも、旅行中ならということで食べたが、おいしかった。
これは、自分が食生活に関して寛容になったことが理由かも、と。


◎変わらなかったこと

自分と違う立場で北京に接している人から、その印象を聞くのは本当に楽しい。
当時からOB会の懇親会が大好きだったが、その理由はこれだったと今回改めて認識した。

団体旅行ではあったのだけど、一時離脱して現地友人とも会え、
チャットと直接会って話すことは、なかなかに違うなと感じる異国でのひと時もあじわいました。


北京という都市がなんなのか、人から交通システムから食事から考えることは面白い。
これからものぞきに行きたいと思います。

なんといっても天気が悪い時は悪いので、なかなかオススメはできませんが、
春夏はまだ空調のための石炭が使用されないのでマシかも…?

中国の首都、北京を旅先の候補に、ぜひ。