実家にいた20代のころ。
タンスの中には服があるのに、何を着るかに悩むことが多かった。
一回きてみて、うーんこれはいまいち、とか、太って見えるからやめよう、とか。

ひるがえって、いま。
朝、服選びに使う時間30秒〜1分くらい。
手にとって、あーこれじゃないな、ってなる服が、なくなった。

それは、スカート三枚とハンガーのおかげ。


スカート三枚。
これは、現在のわたしのウエストにぴったりな選手、
黒のレース、ベージュのフェイクレザー、大きめの花柄プリント、の三着のこと。

すべてタイト目のひざ下スカートで、自分の体型がいちばんいい感じに見えるデザインだと確信している。

なぜならわたしは足首は細いのだが、ウエストのくびれはほとんどなく、おまけに上半身にボリュームがあるから。肩幅ハンパない!
そんなわたしでも、ズボンと違って一枚のぴたっとした布で腰からひざ下をかたどってしまえば、上半身はボリューミーでも問題ない、と気づいたのです。


こんな感じ。
ちなみに食べ過ぎ防止にもなるので、痩せはしないけど、太らなくなりました。


それと、100均の緑色のハンガー。
その季節のトップスは、この本数に収まり切るまで、と決めておく。9本。
タンスにはしまわない。

これで、手持ちの服が全部見えるし、いまいち好きじゃない服はとっておかなくなります。
この本数の分、服があれば、週5の通勤服には困らないのです。
(洗濯を一週間しなくても毎日違う服を着ることができて、なおかつ組み合わせに困らない。)


といっても、逃げ道も用意。
何も考えずに服を選べるように、あとやっぱりスカートが窮屈に感じる時のために(人間だもの、そんな時もあるよね)、ワンピースと、らくちんな白デニムも会社用にスタンバイ。

これで通勤服は完璧です。
着ない服がタンスにある方、出かける時の服に困る方。自分の鉄板デザイン三枚とハンガーのワザを、ぜひ。